回復期リハビリテーション病棟について
2012年03月01日
回復期リハビリテーション病棟
回復期リハビリテーション病棟とは、発症早期の脳血管疾患または大腿骨骨折等の患者様に対して日常生活動作(ADL)能力の向上により寝たきりの防止と家庭復帰を目的としたリハビリテーションプログラムを、医師、看護師、理学療法士、作業療法士等が共同で作成し、これに基づくリハビリテーションを集中的に行う病棟です。
入院の対象となるのは、発症または手術から2ヵ月以内の脳血管疾患(脳梗塞・脳出血・くも膜下出血)脊髄損傷、頭部外傷、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経損傷、多肢の骨折、大腿骨・骨盤・脊椎・股関節・膝関節の骨折もしくは手術後、廃用症候群等の患者様です。
この回復期リハビリテーション病棟には、自宅復帰、日常生活動作能力向上を目指した構造上の配慮がなされている浴室およびトイレが設置され、病棟専任の医師、病棟専従の理学療法士、作業療法士等が配置され、急性期治療を終えた患者様に早期に転入院して頂き、共同で集中的なリハビリテーションを行います。
この病棟では、疾患ごとに60日、90日、150日、180日等の入院上限日数が決められており、集中的なリハビリテーションを行った後、自宅退院等を目指します。
院長 島田 薫